織物産地の天然素材リボン

先染めの織物産地ならではの廃材糸を、リボンとして手作業で加工、販売しています。

糸を先に染める工程から

それゆえに色とりどりの糸が生まれます。それらが合わさってタテ糸になる工程を「サイジング」と呼び、糸同士が糊付けされます。生地織りには不要な部分がどうしても出てきますが、そのときに廃棄されてしまう部分を、すべて手作業によって加工、セレクトしています。

毎回が一点物のリボンたち

このように大きさも幅も柄もバラバラの、十人十色のリボンが出来上がります。いつも一期一会で、時にはリボンにするには一見個性的すぎるものも出来ますが、それをうまく扱えたときの喜びはひとしお。市販のリボンにはない表情と質感で、ラッピングにオリジナリティをもたらしてくれます。

ラッピングに幅をもたらします

リボンのようにくるんと巻いて使うもよし、アクセントとしてラインに使うのもよし。少し物足りないラッピングにアクセントをもたらすのにちょうどいいアイテムです。シンプルな包装にも、華やかさをプラスしてくれます。

翌ル青ってどんな意味?

「あくるあお」と読みます。「あくる日」とかの「翌る」です。

青は、「あを」として古くは「ブルー」以外にも、白や黒、緑、紫、灰色などの幅広い色を指した意味があったとされています。「まだ何色にもなれていない」状態を指したとも言われ、現代語にも「青二才」などの表現にその名残があります。

産地の工場で何者にもなれなかった糸が、リボンやボンボンにかわった「次の姿」として、はっきりと存在意義を持つことを「翌ル青」と表現しました。